
大気中の緑色に属するものⅡ(部分)
山並みのようでもある景。
つながる稜線、増殖するようでもあり沈み込むようでもある。壁面に薄い鉄板で諸部分を重ねていった任意の山・・・深く暗い絶壁は恐怖である。
存在の複雑・煩雑さ、その中に佇まざるを得ない自身との対峙を瞑想する。
質感(鉄板)の持つ重厚かつ崩壊(落下)の恐れは常にあり、平和・安穏に見える景色への警告にさえ感じる作品である。
無言の主張は一種神への恐れに通じる戒めかもしれない。
写真は若林奮『飛葉と振動』展・図録より
大気中の緑色に属するものⅡ(部分)
山並みのようでもある景。
つながる稜線、増殖するようでもあり沈み込むようでもある。壁面に薄い鉄板で諸部分を重ねていった任意の山・・・深く暗い絶壁は恐怖である。
存在の複雑・煩雑さ、その中に佇まざるを得ない自身との対峙を瞑想する。
質感(鉄板)の持つ重厚かつ崩壊(落下)の恐れは常にあり、平和・安穏に見える景色への警告にさえ感じる作品である。
無言の主張は一種神への恐れに通じる戒めかもしれない。
写真は若林奮『飛葉と振動』展・図録より