1-5-8 振動尺試作Ⅱ

 振動尺とは世界全体、時空の進行(あるいは収縮だろうか)におけるワンカット、刹那、連鎖への凝視、細分への感覚的置換である。

 決して測り得ないものヘの挑戦は極めて私的とさえいえる感度による試作であり、決定ではないが確信とするところのものである。
 ゼロの発見は驚異であるが、一(始まり/原初)に関して見ることは幻である。ならば現時点の最小単位を具現化する試作を《布石》として置く推算は如何に・・・試作の類である。

 写真は若林奮『飛葉と振動』展・図録より