海水の高さは壁に黒ずむを見上げてゆけり春の陽のなか
海水の高さは壁に黒ずむを見上げてゆけり春の陽のなか(海水高壁黒見上行春陽中)はカイ・スイ・コウ・ヘキ・コク・ゲン・ショウ・コウ・シュン・ヨウ・チュウと読んで、芥、彗、恍、璧、告、見、上、光、瞬、遥、宙。
☆芥(塵、あくた)の彗(ほうき星)は恍(うっとりする)璧(美しい玉)だと告げる。
見上げると光(輝く)。
瞬きは遥(はるか遠く)の宙(大空)にある。
海水の高さは壁に黒ずむを見上げてゆけり春の陽のなか(海水高壁黒見上行春陽中)はカイ・スイ・コウ・ヘキ・コク・ゲン・ショウ・コウ・シュン・ヨウ・チュウと読んで、戒、酔、荒、癖、酷、現、症、考、悛、要、知友。
☆戒(いましめる、注意を与える)酔(酒などで心身が正常な状態でなくなる)で荒(おぼれる)癖は酷(容赦なくきびしい)。
現れる症(病気の徴候)を考え悛(改めること)を要(願う)知友がいる。
海水の高さは壁に黒ずむを見上げてゆけり春の陽のなか(海水高壁黒見上行春陽中)はカイ・スイ・コウ・ヘキ・コク・ゲン・ショウ・コウ・シュン・ヨウ・チュウと読んで、晦、推、闢、克、見、章、案、駿、要、注。
☆晦(はっきりしないもの)を推しはかる講(話)を闢(ひらく)。
克(力を尽くしてかつ/十分に)見る章の案(考え)は駿(素早く)要(かなめ)を注(明らかにすること)である。