
使途不明であるが何かの用途目的があって作られたものには違いない・・・という廃品だろうか。少なくとも近代の遺産である。鋼鉄、強固、電気あるいは爆発物にさえつながる危険物の欠片。
明らかになるような手掛かりはない単に役立たずの部品であるが、何かを連想させる部位があることも確かであり、どこか脅威の影がある。(平和利用だったろうか)
発掘ではない、近代の遺物は自然に還ることなく長い年月形を残存させ続けるだろう。未来の果てには歴史の証しであることを紐解く学者も現れるに違いない。
造った者、使用した人の身の知る真実。物体(製品)の欠片は謎を残して未來に跡を残す。
写真は若林奮『飛葉と振動』展・図録より