
日の出、日没(4線)
4線とは何のことだろう。4つの線、交わらない存在の意だろうか。
空・海・山・地・・・あるいは、空・海・地上・地下かもしれないが、具体性がなく素材は鉄と木材、黒(茶)と白の凸凹が認められるだけでありシンプルな提示である。
総てを俯瞰している、そして直線状であり、交わることがない図である。
『日の出、日没(4線)』、つまり、太陽(視覚)を基準に置いている、見えることの体感である。ずっと変わることなく連鎖し、存在し続ける歴史という時間帯、この時空に想像を馳せている。
写真は若林奮『飛葉と振動』展・図録より