身籠りし妻の自転車一冬(ひとふゆ)の埃をつけて枇杷の木の下

 身籠りし妻の自転車一冬の埃をつけて枇杷の木の下(身籠妻自転車一冬埃付枇杷木下)はシン、ロウ・サイ・ジ・テン・シャ・イチ・トウ・アイ・フ・ヒ・ハ・ボク・カと読んで、身、老、際、自、転、斜、位置、踏、哀、怖、飛、跛、撲、苛。
☆身(体)が老いる際(とき)自(わたくし)は転ぶ。
 斜めの位置では踏(足踏みする)哀れがあr。
 怖れる急な跛(足萎え)、撲(うつのは)苛(酷い)。

 身籠りし妻の自転車一冬の埃をつけて枇杷の木の下(身籠妻自転車一冬埃付枇杷木下)はシン、ロウ・サイ・ジ・テン・シャ・イツ・トウ・アイ・フ・ヒ・ワ・ボク・カと読んで、森、浪、災、除、奠、社、納、溢、愛、巫、避、和、目、佳。
☆森で浪(彷徨う)災いを除く。
 奠(神仏に物を供え祭るもの)を社(土地の神)の溢(いっぱい)納めることに愛(心惹かれる)。
 巫(神に仕える女性)の避(難をさける)和(穏やかな)目は佳(美しい)。

 身籠りし妻の自転車一冬の埃をつけて枇杷の木の下(身籠妻自転車一冬埃付枇杷木下)はシン、ロウ・サイ・ジ・テン・シャ・イチ・トウ・アイ・フ・ヒ・ワ・ボク・カと読んで、辛、癆、済、慈、天、視野、一、禱、層、扶、被、我、黙、苛。
☆辛(つらい)癆(心身が衰弱してやせ細る病気/特に肺結核)を済(救う)慈しみ。
 天の視野に一(ひたすら)禱(祈り)層(幾重にもかさねて)扶(力を貸し)被(庇う)。
 我(わたくし)は黙って苛む(心を痛めている)。