坂下りる人は足から消えはじむ泰山木のかたむいた花

 坂下りる人は足から消えはじむ泰山木のかたむいた花(坂下人足消始泰山木傾花)はバン・カ・ニン・ソク・ショウ・シ・タイ・サン・ボク・ケイ・カと読んで、番、化、認、測、章、視、替、算、僕、警、歌。
☆番(かわるがわる)化(形、性質を変えて別のものになる)を認める。
 測(推し量り、予想する)章を視(よく見て)替(入れ換え)算(見当をつける)。
 僕(わたくし)には警(備えた)歌がある。

 坂下りる人は足から消えはじむ泰山木のかたむいた花(坂下人足消始泰山木傾花)はバン・カ・ジン・ソク・ショウ・シ・タイ・サン・ボク・ケイ・カと読んで、挽、歌、尽、惻、悄、姿、態、惨、朴、恵、歌。
☆挽歌は尽(ことごとく)測(悲しみ)悄(憂える)姿の態(ありさま)がある。
 惨(傷ましく思う)朴(ありのまま)の恵みの歌である。

 坂下りる人は足から消えはじむ泰山木のかたむいた花(坂下人足消始泰山木傾花)はバン・カ・ニン・ソク・ショウ・シ・タイ・サン・ボク・ケイ・カと読んで、晩、夏、尽、枝葉、視、退、散、朴、景、過。
☆晩夏(夏の終わり)尽(ことごとく)梢を視(気を付けて見ると)退(衰え)散っている。
 朴(ありのまま)の景(けしき)が過る。

※坂下りる人を見るのは上から、泰山木の花は下からでないと見られない、しかも傾いていないと花全体は見ることが出来ない。
 上からの視線と下からの視線、しかも傾斜という空間意識の妙を描いている。