犬小屋に故人来てゐるさくらどき

 犬小屋に故人来てゐるさくらどき(犬小屋故人来居桜時)はケン・ショウ・オク・コ・ジン・ライ・キョ・オウ・ジと読んで、兼、章、臆、己、任、磊、許、応、字。
☆兼(二つ以上のものを併せ持つ)章は臆(胸のうち)である。
 己(わたくし)は任(委ねる、思うとおりにさせる)。
 磊(小さなことには拘らないで)許(認める)。
 応(他のものと釣り合う)字がある。

 犬小屋に故人来てゐるさくらどき(犬小屋故人来居桜時)はケン・ショウ・オク・コ・ジン・ライ・キョ・オウ・ジと読んで、験、照、億、個、訊、来、拠、応、恃。
☆験(調べて)照(てらし合わせ)億(思いを巡らせる)。
 個(一つ一つ)を訊(問いただすと)来す。
 拠(より所は)応(他のものと釣り合うこと)が恃(たのみ)である。

 犬小屋故人来てゐるさくらどき(犬小屋故人来居桜時)はケン・ショウ・オク・コ・ジン・ライ・キョ・オウ・ジと読んで、顕、衝、臆、己、腎、頼、挙、横、自。
☆顕(あらわれる)衝(重要なところ)は臆(胸のうち)である。
 己(わたくし)は腎(大切なところ)を頼りに挙(企てている)。
 横(勝手な振る舞い)の自(わたくし)である。