れんげ野に膝を崩して座るきみ上手にわれを困らせながら

 れんげ野に膝を崩して座るきみ上手にわれを困らせながら(蓮華野膝崩座君上手我困)はレン・カ・ヤ・シツ・ホウ・ザ・クン・ショウ・シュ・ガ・コンと読んで、連、架、耶、悉、逢、座、薫、照、趣、画、昏。
☆連なって架(かかる)耶。
 悉(ことごとく)逢(であう)座(星の集まり/星座)は薫(自然に感化を与え)趣(趣き)がある。
 描くのは昏(日が沈んで暗くなってから)。

 れんげ野に膝を崩して座るきみ上手にわれを困らせながら(蓮華野膝崩座君上手我困)はレン・カ・ヤ・シツ・ホウ・ザ・クン・ショウ・シュ・ガ・コンと読んで、聯、歌、也、悉、法、注、訓、章、取、芽、根。
☆聯(並べてつなぐ)歌也。
 悉(すべて)法(方法)は訓(字句を解釈すること)で章を取(自分のものとする)。
 芽(兆し)は根(物事の基)である。

 れんげ野に膝を崩して座るきみ上手にわれを困らせながら(蓮華野膝崩座上手君我困)はレン・カ・ヤ・シツ・ホウ・ザ・クン・ショウ・シュ・ガ・コンと読んで、廉、貨、也、失、放、坐、訓、傷、殊、我、恨。
☆廉(安い)貨(品物)也。
 失くしたり放(捨てたり)する、坐(居ながらにして)訓(覚り)傷(心を痛める)。
 殊(普通と違っている)我(わたくし)は恨(残念に思う)。