「七宝焼きのサークルにはもう・・・」と言って三ヶ月ほど休んでいた友人、「行けたら行くわ」の返事にいつものことと思っていたら、か細い声でわたしを呼ぶ声が!

「あら、嬉しいわ…」と再会を喜んだ。サークルの皆も歓待、湧き上がる声。

「食べなきゃだめよ」の叱声も暖かく、和やかにひと時を過ごし、帰りはバスの時刻までを商店街を散策。
「なんだかどこにいるのかわからない感じだわ」と彼女。30キロも瘦せたけど、田舎育ちというだけあって健脚、少しの距離だけど歩き通した。

 で、わたしの方は停留所の椅子に座った途端(ハアーッ)とため息。で、彼女の方を見ると、やっぱり(ハアーッ)とため息。
「もう、歩こう会なんて無理だね」と二人で苦笑い。

 もう少しだね、もう少し頑張ろうね・・・。