金木犀鱗粉のごと散り敷ける道を来て君の首は細かり

 金木犀鱗粉のごと散り敷ける道を来て君の首は細かり(金木犀鱗粉如散敷道来君首細)はキン・モク・セイ・リン・フン・ジョ・サン・フ・トウ・ライ・クン・シュ・サイと読んで、緊、僕、省、倫、粉、叙、三、普、問う、磊、訓、取、採。
☆緊(引き締める)僕(わたくし)、省みると倫(すじみち)が粉(まぎらわしい)と叙べる。
 三つを普(あまねく)問う。
 磊(小さなことには拘らないで)訓(字句を解釈すること)を取(自分のものとし)採(選び取る)。

 金木犀鱗粉のごと散り敷ける道を来て君の首は細かり(金木犀鱗粉如散敷道来君首細)はコン・モク・サイ・リン・フン・ジョ・サン・フ・トウ・ライ・クン・シュ・サイと読んで、混、目、再、臨、粉、助、算、浮、答、頼、訓、趣、済。
☆混(交る)目(ねらい)を再(もう一度)臨(望む)と、粉(細かく砕いたこと)が助(力を貸す)。
 算(見当をつける)と浮かぶ答、頼りにする訓が趣(考え)を済(助ける)。

 金木犀鱗粉のごと散り敷ける道を来て君の首は細かり(金木犀鱗粉如散敷道来君首細)はキン・モク・セイ・リン・フン・ジョ・サン・フ・トウ・ライ・クン・シュ・サイと読んで、襟、黙、制、輪、粉、如、散、付、道、磊、君、趣、裁。
☆襟(心の中)を黙っていることが制(決まり)である。
 輪(順番に回り)粉(入り混じって区別がつかない)如し。
 散(ばらばらにして)付(任せる)道(すじみち)、磊(小さなことには拘らない)で君(あなた)の趣(考え)を裁(処置する)。

※金木犀(遠景)から鱗粉のごと(近景)、そして君の首は細かり(至近)の流れ、爽やかな空気感、高鳴る胸・・・青春ていいね!