君は目を瞑りてわれの見ひらけばひとたまりもなく沈む秋の陽

 君は目を瞑りてわれの見ひらけばひとたまりもなく沈む秋の陽(君目瞑我見開一溜無沈秋陽)はクン・ボク・メイ・ガ・ケン・カイ・イツ・リュウ・ム・チン・シュウ・ヨウと読んで、君、僕、盟、我、顕、悔、逸、理由、無、鎮、就、様。
☆君と僕は盟(約束をして仲間となった)しかし我(わたくし)は顕(明らかに)悔やみ、逸(逃げる)。
 理由は無いが鎮(上から押さえつけること)に就(付き従う)様(ありさま)がある。

 君は目を瞑りてわれの見ひらけばひとたまりもなく沈む秋の陽(君目瞑我見開一溜無沈秋陽)はクン・ボク・メイ・ガ・ケン・カイ・イツ・リュウ・ム・チン・シュウ・ヨウと読んで、訓、目、命、芽、言、解、一、流、謀、珍、終、様。
☆訓(字句を解釈する)目(ねらい)は命(巡り合わせ)である。
 芽(きざし)は言(言葉)を解(部分部分に分け)一(ひたすら)流(一か所に留まらない)謀(はかりごと)にあり、珍(普通と違っている)終りの様(ありさま)がある。

 君は目を瞑りてわれの見ひらけばひとたまりもなく沈む秋の陽(君目瞑我見開一溜無沈秋陽)はクン・ボク・メイ・ガ・ゲン・カイ・イツ・リュウ・ム・チン・シュウ・ヨウと読んで、訓、黙、迷、画、現、回、逸、立、珍、蒐、要。
☆訓(教え導くこと)は黙っている。
 迷(判断がつきかねる)画(はかりごと)が現れる。
 回(元に戻ること)を逸(隠す)立(決まり)は珍しい。
 蒐(探し求めること)が要である。