やや広き冬田の畦にうなづきぬ

 やや広き冬田の畦にうなづきぬ(稍広冬田畦肯)はショウ・コウ・トウ・デン・ケイ・コウと読んで、章、口、頭、伝、傾、向。
☆章を口頭で伝える傾向がある。

 やや広き冬田の畦にうなづきぬ(稍広冬田畦肯)はショウ・コウ・トウ・デン・ケイ・コウと読んで翔、光、統、電、恵、効。
☆翔(空をかける)光の統(すじ)がある。
 電(いなびかり)は恵みの効(ききめ)がある。

 やや広き冬田の畦にうなづきぬ(稍広冬田畦肯)はショウ・コウ・トウ・デン・ケイ・コウと読んで、小、稿、套、伝、啓、講。
☆小稿(自分の原稿の謙称)は套(覆って)伝える、と啓(申し上げる)講(話)である。

 やや広き冬田の畦にうなづきぬ(稍広冬田畦肯)はショウ・コウ・トウ・デン・ケイ・コウと読んで、照、講、套、伝、景、更。
☆照(てらしあわせる)講(話)である。
 套(覆って)伝える景(ありさま)は更(新しくなる)。