紙のように裂ける心をわれは持たず持たねど白く透ける日がある

 紙のように裂ける心をわれは持たず持たねど白く透ける日がある(紙様裂心我持持白透日有)はシ・ヨウ・レツ・シン・ガ・ジ・ジ・ハク・ジツ・ユウと読んで、私、腰、劣、辛、我、自、治、薄、実、憂。
☆私の腰は劣っているので辛い。
 我(わたくし)は自(ひとりでに)治ると薄(軽んじている)が、実は憂(心配)である。

 紙のように裂ける心をわれは持たず持たねど白く透ける日がある(紙様裂心我持持白透日有)はシ・ヨウ・レツ・シン・ガ・ジ・ジ・ハク・ジツ・ユウと読んで、祀、様、列、賑、寺、自、拍、当、日、遊。
☆祀(まつり)の様(ありさま)は列(並んで)賑わう。
 お寺に自(みずから)拍(手のひらを打ち叩く)。
 当日は遊(好きなことをして楽しむ)。

 紙のように裂ける心をわれは持たず持たねど白く透ける日がある(紙様裂心我持持白透日有)はシ・ヨウ・レツ・シン・ガ・ジ・ジ・ハク・ジツ・ユウと読んで、翅、揺、烈、蛾、自、持、白、灯、昵、游。
☆翅(羽根)を揺らし烈(はげしく)震(ふるえ慄く)。
 蛾は自(気まま)に持(持ちこたえる)。
 白(明るい)灯りに昵(慣れ親しみ)游(自由に楽しんでいる)。