
まことしやかに3つの停止原基と称するものがあり、収めるべき箱は古いが狂いのないように厳密に創られたものである。
3つの停止原基と指定されたものは、同じものを作ることは絶対にないと断言できるほど全くの任意である。原基とは遠く離れている偶然を必然としている奇妙・・・あらゆる偶然は、原基であり、必然であるという逆説だろうか。
あるいは《解放》。
停止原基…意味が定かではない。停止、これより先は無い、終末、絶対無。
停止、終わりは予測不可能、(どれであってもいい)という一つの提議の提示。未来への問いであり答である一石である。
写真は『DUCHAMP』TASCHENより