立ちながら殺されてゆく樹がありぬ或る条文のようにしずかに
立ちながら殺されてゆく樹がありぬ或る条文のようにしずかに(立乍殺行樹有或条文様静)はリツ・サ・コウ・ジュ・ユウ・ワク・ジョウ・モン・ヨウ・ジョウと読んで、慄、唆、殺、考、需、言う、枠、冗、問、拗、情。
☆慄(恐れおののき)唆(そそのかす)殺(荒々しい)考えを需(必要)だと言う。
枠(物事の一定の範囲)は冗(不必要)だと問(といただす)拗(ねじれた)情(ありのままの事実)がある。
立ちながら殺されてゆく樹がありぬ或る条文のようにしずかに(立乍殺行樹有或条文様静)はリツ・サ・コウ・ジュ・ユウ・ワク・ジョウ・モン・ヨウ・ジョウと読んで、律、叉、冊、案、需、幽、惑、文、容、成。
☆律(きまり)は叉(分岐する)。
冊(書付)の案を需(必要とし)幽(隠れた)惑(まどい)を文に容(収めると)成(出来上がる)。
立ちながら殺されてゆく樹がありぬ或る条文のようにしずかに(立乍殺行樹有或条文様静)はリュウ・サ・コウ・ジュ・ユウ・ワク・ジョウ・モン・ヨウ・ジョウと読んで、流、砂、撮、行、孺、猶、惑、常、悶、様、静。
☆流れる砂を撮(摘まむ)行い、孺(幼い子供)の猶(ためらう)惑(正常な判断ができずに迷う)は常である。
悶(思い悩む)様(ありさま)で静(じっと動かないでいる)。