うすあかきゆうぞらのなか引き算を繰り返しつつ消えてゆく鳥

 うすあかきゆうぞらのなか引き算を繰り返しつつ消えてゆく鳥(薄紅夕空中引算繰返消行鳥)はハク・コウ・ユウ・クウ・チュウ・イン・サン・ソウ・ヘン・ショウ・コウ・チョウと読んで、白、光、幽、空、中、隠、Sun、相、辺、照、光、頂。
☆白光(コロナ)は幽(閉じ込める)。
 空の中に隠れた太陽の相(すがた)の辺(ふち、へり)を照らす光の頂である。

 うすあかきゆうぞらのなか引き算を繰り返しつつ消えてゆく鳥(薄紅夕空中引算繰返消行鳥)はハク・コウ・ユウ・クウ・チュウ・イン・サン・ソウ・ヘン・ショウ・コウ・チョウと読んで、迫、更、講、空、注、因、三、総、変、章、交、調。
☆迫(近づく)と、更(新しくなる、入れ替わる)講(話)は空(根拠がない)。
 注(書き記す)因(もと)は三つあり、総て変わる章の交(まじること)を調べる。

 うすあかきゆうぞらのなか引き算を繰り返しつつ消えてゆく鳥(薄紅夕空中引算繰返消行鳥)はハク・コウ・ユウ・クウ・チュウ・イン・サン・ソウ・ヘン・ショウ・コウ・チョウと読んで、薄、幸、憂、食う、知友、淫、象、荒、凋。
☆薄幸(ふしあわせ)を憂(心配する)食う(年を取った)知友の淫(度が過ぎる、かたくなな)象(姿)は、荒み、凋(生気を失い衰えている)。