さしあたり帚木なりと見ゆるべし

 坂上是則「国原や伏屋に生ふる帚木のありとてゆけど逢わぬ君かな」(古今和歌集)

 帚木はこの歌からきているのかもしれない。
(さしあたり)、遠くから見れば箒を立てているように見るけれど、近寄ると見えなくなるという伝説。

 あなたは遠く遥かに見えるけれど、近づこうとすれば巨きすぎるのか、明確にあなたを理解することができない。そう思うほかない!

 指標である。