11月6日は小唄勝太郎の誕生日。明治37年の生まれだ。
勝太郎といえば葭町花柳界におられたが、歌手デビューし、赤坂小梅、市丸、音丸といったいわゆる鶯芸者として大変よく知られている。
生まれは新潟・中蒲原郡沼垂町。新潟古町で芸を習得したといい、清元、うた沢、長唄などを得意としたようだ。
もう10年も前になるが「新潟まつり」に出かけたとき、勝太郎を感じさせる場所を歩いた。
ここは信濃川にかかる萬代橋。
平成17年に養子先であった料亭「鶴善楼」の跡地に石碑と顕彰碑が建てられている。
勝太郎といえば《東京音頭》がよく知られるが、《新潟おけさ》《佐渡おけさ》《新潟甚句》《米山甚句》《三階節》といった新潟のいい唄を思い起こされる。
ところで、新潟まつりは8月に行われてきた新潟市最大のイベント。
古町芸妓の演舞も見ることができた!
やはり新潟は芸どころなんだな!と思わせられた。
あらてめて勝太郎の録音を聴き直そう!