「20年間、早く死にたいと思って来ました。
リセットしたかったんです」
40代の女性の言葉です。
その理由を伺うと、
「挫折したから」
なるほど・・・
「夢見ることがなければ、こんなに苦しむ
こともなかったんです。
新しい人生では、夢を見ない人生を
選択したいんです」
なるほど・・・
「で?」
彼女は、それでも声を出したくて、
マミィズのボイトレに申し込まれたのです。
「夢なんか見なくていいからさ。
とりあえず、軽くストレッチして
声出そうか!」
と、私。
「え?」
と、戸惑う彼女。
私は、彼女と一緒に、クネクネと身体を
動かし、深呼吸をして大声を出しました。
いつの間にか、彼女は笑い出していました。
◆心も身体も軽いです。
「なんか、バカみたいね!」
ふたりで声を出して笑っていると、彼女は
「心も身体も軽くて、久々にスッキリした」
とのこと。
「上手く行けばラッキー!
失敗したら、
良い経験が出来たってことだよ」
私がそう言うと、彼女は聴き慣れない言語を
聴いた人のような表情になりました。
彼女が苦しんだのは、夢が叶わなかったこと
ではなく、理想通りに進めなかった自分を
卑下していたから。
世界は、いいえ宇宙は、
めちゃくちゃ広いのだということを
知らなかったから。
選択肢はいくらでもあり、新しい人や夢に
出会う可能性も、無限大です。
年齢には、関係なくね!
卑下するのも選択ですが、
「おら、ワクワクすっぞ!」
と立ち上がるのも、選択肢のひとつ。
不安に飲み込まれそうになったり、
自分を責める言葉が出てきたら、
さぁ、一緒に叫びましょう!
「おら、ワクワクすっぞ!」
ほら、ちょっと気持ちが軽くなるでしょ?
人生は、思った以上に短いもの。
焦らなくても、いつか死にます。
でも今は、
選べる力があるのですから、どうかひとつ
ワクワクを選んで進んでくださいね。
面白い日々を選ぶのも選ばないのも、
あなた次第ですゾ。
~あなたの毎日が、
美しい響きとワクワクに満ちて
幸せでありますように~
(2019年3月4日配信・「呼吸の奇跡☆声の魔法」より)
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