先日、友人のコンサートで
自作のエッセイを朗読しました。
感じていることを言葉に変換し、
さらに、音声に変換して表現する。
これは、私にとって
なかなか面白い試みでした。
「朗読、良かったよ。
実は、私にも
似たような経験があってね…」
帰り際に、そう声をかけてくださる
お客様も少なからずいらして。
誰でも心の中に、ひとつやふたつの
しこりや傷があって、普段はそれを
静かに抱えて暮らしています。
私たちが時々、どうしようもなく
求めてしまうのは、
アドバイスや同情ではなく、
「柔らかな共感」です。
共に泣き、共に笑い合える
「場」です。
私はボイストレーニングでも、
歌でも執筆でも朗読でも、
ずっと同じことを表現し続けて
来たことに気づきました。
受け取ってくださる皆様が
いてこその表現です。
今年も、ありがとうございました。
新しい年が、皆様にとって
心温まる良い一年となりますように
お祈りしています。
☆~あなたの2019年が、
歓びと豊かな響きに満ちて、
幸せでありますように~☆
(2018年12月26日配信・ミニマグより)
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