先日、ある方からご質問をいただきました。
肺がんの手術をした女性の方が、術後に声が出にくくなった
とのことです。
左肺の患部を摘出したら、声帯の左側が動かなくなって
声が掠れてしまうとのことでした。
私は、声帯周辺の筋トレの方法をお伝えしたのですが、
自宅に戻り、調べるとこんなサイトがありました。
「肺がんを学ぶ」
その記事によると、肺がん手術の副作用として声がかれる
こともあるようですね。
記事引用(肺がんを学ぶより)↓
「肺がんの手術で切除(郭清)かくせいするリンパ節のすぐ近くに、
反回(はんかい)神経という神経があります。
この神経は声を出すのに必要な声帯を動かす神経なのですが、
リンパ節をきれいに郭清する必要があるため、反回神経が
麻痺することがあります(反回神経麻痺)。
反回神経麻痺が起こると、声帯が十分に閉まらないため、
声がかすれて出にくくなります。
また、飲み込んだ水や食べ物が気管に入ってしまい、
むせたり肺炎になったりすることがあります。
通常は3~6ヵ月程度で自然に回復しますが、
治らない場合には耳鼻科で治療を行うことがあります」
自然治癒もあるようですね。
良かった。
私がお伝えしたのは、声帯周辺の筋トレの方法です。
ほんの少し力を入れて、手を叩きながら「ん!」と発声したり、
勢いをつけて「はっ!」などと発声することで、声帯周辺の
筋トレが出来ます。
無理のないボイストレーニングを行うことで、回復が早まる
でしょうし、呼吸筋なども鍛えられるのではと考えます。
医師や、言語聴覚士などとご相談の上、楽しみながら
ボイストレーニングを行ってくださいね。
ご快復を、心よりお祈りしています。
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