わけあって、宮城道雄さんのことを調べています。
お正月になると、必ず聴こえてくるお箏の名曲
そう、「春の海」。
宮城道雄さんは、春の海の作曲者です。
ちゃんと聴いたのは、今回が初めてなんです。
いや、かなり驚きました。
こんなに美しい曲だったなんて。
それに、素朴で繊細な演奏!
尺八とのコンビネーションは、景色が見えるようです。
私、今まで筝曲に縁がなかったのですが、聴いているだけで
心がゆったりと落ち着いてきますね。
人間の、深い呼吸の様にも感じます。
そこで、宮城道雄記念館があるというので、地下鉄大江戸線に
乗って牛込神楽坂へ。
駅から3分ほど歩くと、住宅街の中に突然現れたのがこの建物。
お正月になると、必ず聴こえてくるお箏の名曲
そう、「春の海」。
宮城道雄さんは、春の海の作曲者です。
ちゃんと聴いたのは、今回が初めてなんです。
いや、かなり驚きました。
こんなに美しい曲だったなんて。
それに、素朴で繊細な演奏!
尺八とのコンビネーションは、景色が見えるようです。
私、今まで筝曲に縁がなかったのですが、聴いているだけで
心がゆったりと落ち着いてきますね。
人間の、深い呼吸の様にも感じます。
そこで、宮城道雄記念館があるというので、地下鉄大江戸線に
乗って牛込神楽坂へ。
駅から3分ほど歩くと、住宅街の中に突然現れたのがこの建物。
立派です。
お箏がモチーフなのかしらん。
エントランスには、宮城道雄さんの大きな写真が飾られています。
穏やかな横顔ですね。
宮城道雄さんは、明治27年生まれ。
幼い頃の病気で視力をなくし、そこから筝曲の世界に入られたそうです。
日本の邦楽界を牽引し、数々の功績を残し、世界中で演奏旅行もされています。
そして昭和31年、走行中の列車から転落して、謎の死を遂げられました。
享年62歳。
立派な建物の裏手にまわると、そこは「検校の間」と名付けられた日本家屋。
この場所で、呼吸をするようにお箏を弾いていらしたのでしょうね。
お庭にある達磨大師の石仏は、その感触がお好きだったのだとか。
なかなかユニークなお顔。
私も、苔むしたお顔にそっと手で触れて、ひんやりとした感触を味わいました。
ふいに、風が通り抜け行けました。
こうして立ち止まり、静かに耳を澄まさなければ、聴こえてこない世界がある。
声高に叫ぶよりも、激しく音をかき鳴らすよりも、この静寂の中に答えはある。
そんな声が、どこかから聴こえたような気がしました。
宮城道雄記念館
心と身体をつなぐボイストレーニング*マミィズボイススタイル