政界の華麗なる一族のサラブレットは、常に闘う高速回転の声

リーダーにふさわしい声って、どんな声なんだろう・・・?

我が国の首相の声を聴きながら、ずっと考えていました。

安倍晋三氏。
第96代内閣総理大臣。

かなり、甲高い声です。
それに、とても早口。

脳を高速で回転させながら、一気にしゃべっています。
頭が切れる人なんだろうなと思います。

相手に、突っ込むスキを与えていませんものね。

理論武装をしている人の、しゃべり方の特徴です。

武装している上に、かなり好戦的な印象もあります。

首相の声を聴いていると、「政治」とは「闘うこと」なのだと、再認識させられます。

だって声が、常に「何か」と闘っているんです。
「何か」って、何だろう・・・?

超一流の、政治家の家系に生まれた人ですものね。

私には、想像することすらできない、独特の家庭環境で育まれた「何か」が、あるのかもしれません。

ただ、いささか説得力が欠けるように感じられるのは、奥歯のあたりの「」のせいかも。

奥歯周辺から息漏れがあり、舌の筋肉の緊張も強いので、滑舌がかなり甘くなっています。

もしかしたら・・・

持病をお持ちなので、薬の影響もあるのかなぁ。

服薬中かどうかは知りませんが。
(いい加減で、ごめんなさい!)

◆◆◆

カリスマ性のあるリーダーの声って、少しハスキーで、スキがあるくらいがちょうど良いように思います。

そのスキ間に、大衆が飛び込んできて、「オラが村の先生」を、頼ったり応援したりするんだと思うんです。

例えば、田中角栄さんや、麻生太郎さんの声のように。
ところが、あまりにスキだらけだと、信頼性に欠ける。

表面上はニコヤカでも、裏では何をしているのかわからない、マフィアのボスのような存在感になりますし、底が浅く感じられる場合もあります。

また、舞台役者のように朗々とした声で国会答弁をされても、嘘臭くなりますしね。

鳩山さんのように、柔らかく優しい声で「私を信じて!」なんて言われても、行動力がなさそうに感じます。

人の心を掌握し、まい進するリーダーの声って、難しいですよね。

国会答弁を聴いていても、政治家らしい良い声の人が、なかなか見つかりません。

そうだ!

先程、動画で安倍首相の祖父にあたる、岸信介氏の声を聴きました。

85歳の時の声ですが、なかなか含みのある声で、良いんですよね。

はやり、50代~60代は政治の世界ではまだ若造なんでしょうか。

日々の激務で、顔色や表情がどんどんくすんできている安倍さん。

明日は、フジの「笑っていいとも」に、ゲスト出演されるのだそうですよ。

タモリさんとどんな会話が交わされるのか、しっかり聴き取ってみたいと思います。

あなたもききみみをたてて、安倍晋三首相の声を、
よ~く聴いてみてくださいね。