先週の土曜日、娘の通う中学校で体育祭が行なわれた。
小学校と比べて、楽しい要素は一切排除。
淡々と、授業のように進行するんだろうな。
と、予想していたのだけれど・・・
違った。


その日は、これでもかっ!
というくらいに日差しの強い暑い1日だったけれど、子どもたちはもっともっと熱かった。

走る、転ぶ、叫ぶ。
一位でゴールする子は、ガッツポーズをしながら大喜びでテープを切る。
「ひゃっほ~♪」
と、舞い踊りながら嬉しそうにゴールする中学生たち、初めて見た。
そうだよ。
体育祭は、お祭りなんだからね。
思いきり楽しまなくちゃ。

教師も負けてない。
保護者の競技に、雷様の扮装までして参加する。


センセ、子ども以上に、はしゃいでいるが…

一方、リレーで負けた子どもたちは、選手全員で声を上げて泣いていた。



悔しいと感じて、仲間と一緒に号泣できるなんて、実は、すっごくステキなこと。
今のうち、思いっきり泣こう!
と、心の中で叫びながら、もらい泣き。

あぁ、良いモノみせてもらいました。

それにしても…
せっかくの良いシーンなのになぁ。
カメラマンの人、ちょっと存在感ありすぎ。


仕事だから仕方ないと思うけど、良いところに、必ず写り込む。

こんな風に↓



近くに寄り過ぎではないでしょうかね。
カメラの人は、存在に気付かれない様に静かに近付き、良いショットを写し撮る、という印象があったんだけどなぁ。

さて、1年生の我が娘も、頑張った。
めずらしく、100メートル走では一位。

大きな声で娘の名前を叫びながら、母である私は、夢中でシャッターを切った。
これが、貴重なゴールの瞬間の写真だっ!!!






おい~~~~~っ!!

ど真ん中ですわ!
突然、ぬっと表れたんですわ!

嬉しさに舞い上がった夫は、ビデオの録画ボタンを押し忘れ、かくして、娘の一位の決定的瞬間写真は、永遠に封印されたのだった。