レ・ミゼラブルを観て来た。
私は舞台も観たし、原作も読んだので内容は熟知しているはずなのに、もう、とめどなく涙が出て来た。
持っていたハンカチが、びっくりするくらい、ぐっしょり。

レ・ミゼラブル~サウンドトラック/ユニバーサル インターナショナル

¥2,548
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文学と演劇と映像と音楽が、こんなにも見事に融合した作品は、なかなかめぐり会えない。
歌詞に歌われていた景色が、目の前に拡がっている。
「うわ~、そうそう、この感じ、スゴイ!」
と思った途端に、鳥肌がブワッと立って、涙がボロボロボロ・・・
いや、本当に素晴らしかった。

主演のジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンは、「Ⅹ-メン」のウルヴァリン役の印象が強いので、アクションの人だとばかり思い込んでいた。
でも昨日知ったのだが、アカデミー賞のオープニングアクトでも、歌って踊って絶賛された人らしい。
ウルヴァリンより、バルジャンの人だったんだね。

そしてまた、髪を刈られ、歯を抜かれ、ボロボロに痩せこけて泣きながら歌うアン・ハサウェイの、美しいこと。
歌唱力があって、長時間のアップに耐えられる美しさを兼ね備えているというのは、マレだと思う。

この作品は、最初から最後まで、歌のみ。
それなのに、出演者がずっと歌っているということを忘れるくらいに、歌の感情表現がきめ細やかで豊かで圧倒的。

舞台の歌唱法とは、まったく違う。
映画のクローズアップにも対応する、演技としての歌。
新鮮だった。

さすがハリウッド。
技術も人間も実力も、層が厚く、奥が深い。

私も、もっともっと歌いたいなぁ・・・

というわけで、
今年は新年早々、400人の観客の前で歌う機会にも恵まれたりもして。

場所、体育館↓
濱田真実の歌うハブテンボウ日記♪


娘が通う小学校の、PTA音楽サークルの新春コンサート。
メンバーは、音楽好きなパパさんママさんたち総勢15名。
金管・木管・弦・打楽器と楽器の種類も幅広い。


濱田真実の歌うハブテンボウ日記♪


思えば、トランペットやホルン・トロンボーンと一緒に歌うのは、初めてかも。
メンバーのパパ&ママの中には、某オーケストラのプロの演奏者や、ちんどん屋さん、舞台女優もいる。
一方、中学校以来、数10年振りに楽器を持ちましたという人もいる。
これ、プロの現場で歌っていると、なかなか出会えない面白さがある。

観客は、全校児童・教師・保護者が400名ほど。
「みんな~、一緒に歌ってねェ~」
というと、みんなちゃんと一緒に歌ってくれる。
嬉しかった。

はぁ・・・、歌は良いなぁ。

今年は1月から、大勢の人の前で歌い、歌の力満載の映画を観て、背中をどかんと押された感じがする。
ヨシッ!頑張るぞ!!

歌う筋肉、育てなくちゃな。
まだまだこれからも。