「母が、とても愚痴っぽい人だったんです。
子どもの頃から愚痴を聞かされることが、嫌でした。
だから、私は絶対に愚痴らない。
そう思って生きて来たんです」。
レッスンに参加された、ある女性の言葉です。
彼女は我慢し続けて、ついに病気になってしまいました。
◆◆◆
そう、愚痴を聞かされるのは嫌なものですよね。
私もずっと以前、ある女性から、たくさんの愚痴を聞かされていた時期がありました。
その時は嫌でたまらなかったけど、受け止めるしかないと思っていたんです。
ある時、我慢できなくなった私は、彼女に言いました。
「愚痴ってばかりいないで、行動しなさいよ」。
すると・・・
「あんたはね、私のゴミ箱なのよ!
アドバイスなんていらないわよ。
ただ、黙って聞いてりゃイイの!」
と、怒鳴られてしまいました。
◆◆◆
ゴミ箱になるつもりはなかったので、私はその人から離れました。
でも、ゴミ箱になることを、無意識に選択していたのは私だったんですよね。
だって、とても不愉快だったし、怒ってもいたけれど、黙って聞き続けていたわけですから。
私はその後、聞きたい時には聞く。
聞きたくない時には、聞かなくて良い。
という、取捨選択が出来るようになりました。
そして、発散も出来るようになったし、愚痴る時のテクニックも上達しました。
そう! 愚痴にも、テクニックが必要なんです。
◆◆◆
愚痴る時は、気分が滅入っていますよね。
でも、深刻に陰湿になってはダメ。
自分自身も、愚痴を聞いてくれる相手も、どんどん気分が重くなるでしょ。
だから、出来るだけ大声で話します。
そして、表情豊かに、動作も付けるんです。
さらに、声を出して笑いながら、しゃべる。
そうなんです。
「やってらんないわよ!もう~!! わはは!」
と、笑いながら愚痴る人になるんです。
で、泣きたくなったら、我慢しないで泣く。
エネルギーを使いますけどね。
話終わった後は、妙にスッキリしています。
そして、受け止めてくれる相手の愚痴も、ちゃんと聞きます。
その時も、一緒に笑いながら、泣きながら。 不思議なものですね・・・
私の中の「ぐちぐち」が解消されると、ゴミ箱扱いする人が、周囲から消えました。
愚痴り続けていた人は、怒りや不快を溜め込んだ、私の内面を反映していたのかもしれません。
病気になってしまった彼女も、随分元気になりました。
良かった! あなたも、たまには、大声で愚痴ってみませんか。
そんな自分を、笑い飛ばしながら。
あなたの毎日が、歓びと美しい響きに満ちて
幸せでありますように。
(2012年9月25日発行メルマガより)
子どもの頃から愚痴を聞かされることが、嫌でした。
だから、私は絶対に愚痴らない。
そう思って生きて来たんです」。
レッスンに参加された、ある女性の言葉です。
彼女は我慢し続けて、ついに病気になってしまいました。
◆◆◆
そう、愚痴を聞かされるのは嫌なものですよね。
私もずっと以前、ある女性から、たくさんの愚痴を聞かされていた時期がありました。
その時は嫌でたまらなかったけど、受け止めるしかないと思っていたんです。
ある時、我慢できなくなった私は、彼女に言いました。
「愚痴ってばかりいないで、行動しなさいよ」。
すると・・・
「あんたはね、私のゴミ箱なのよ!
アドバイスなんていらないわよ。
ただ、黙って聞いてりゃイイの!」
と、怒鳴られてしまいました。
◆◆◆
ゴミ箱になるつもりはなかったので、私はその人から離れました。
でも、ゴミ箱になることを、無意識に選択していたのは私だったんですよね。
だって、とても不愉快だったし、怒ってもいたけれど、黙って聞き続けていたわけですから。
私はその後、聞きたい時には聞く。
聞きたくない時には、聞かなくて良い。
という、取捨選択が出来るようになりました。
そして、発散も出来るようになったし、愚痴る時のテクニックも上達しました。
そう! 愚痴にも、テクニックが必要なんです。
◆◆◆
愚痴る時は、気分が滅入っていますよね。
でも、深刻に陰湿になってはダメ。
自分自身も、愚痴を聞いてくれる相手も、どんどん気分が重くなるでしょ。
だから、出来るだけ大声で話します。
そして、表情豊かに、動作も付けるんです。
さらに、声を出して笑いながら、しゃべる。
そうなんです。
「やってらんないわよ!もう~!! わはは!」
と、笑いながら愚痴る人になるんです。
で、泣きたくなったら、我慢しないで泣く。
エネルギーを使いますけどね。
話終わった後は、妙にスッキリしています。
そして、受け止めてくれる相手の愚痴も、ちゃんと聞きます。
その時も、一緒に笑いながら、泣きながら。 不思議なものですね・・・
私の中の「ぐちぐち」が解消されると、ゴミ箱扱いする人が、周囲から消えました。
愚痴り続けていた人は、怒りや不快を溜め込んだ、私の内面を反映していたのかもしれません。
病気になってしまった彼女も、随分元気になりました。
良かった! あなたも、たまには、大声で愚痴ってみませんか。
そんな自分を、笑い飛ばしながら。
あなたの毎日が、歓びと美しい響きに満ちて
幸せでありますように。
(2012年9月25日発行メルマガより)