先日、作家・もとしたいづみさんに情報を提供いただき、「怪談えほん」の夕べに行って来た。
もとしたさんのお仕事仲間の、敏腕編集者が編集したシリーズ本。
只今大ヒット中だそうだ。
「怪談えほん」の夕べには、作家・宮部みゆきさん、京極夏彦さんが登場。
京極さんの本はこれ↓

いるの いないの (怪談えほん3)/岩崎書店
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わずか800字の原稿と絵で、これだけ怖がらせてくれるなんて。
そして、宮部みゆきさんの本はコレ↓


悪い本 (怪談えほん1)/岩崎書店
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本当に悪い本。
悪意がいっぱい。
さすが!
この本は、シリーズで全5巻。↓
怪談えほん(全5巻)/岩崎書店
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どの本も、文章にも絵にも力があって素晴らしい。
そして、怖い。
こういう本を、ちゃんと子どもに読んでもらいたいな。
でも、小学校3・4年以上かな。

イベントでは、宮部・京極両氏が別の作家の方が書いた本を朗読。
これまた素晴らしかった。
なんたって、おふたりとも声がイイ。
それぞれのお人柄をちゃんと映し出している声。
そして、朗読が好きという想いが伝わってくる。

プロジェクターで大写しになった絵と、朗読。
今回は、音はなかったけれど、これに効果音や音楽が、観客の想像力を邪魔しない程度に嫌味なく入ってくれば、またまた面白い舞台が出来るんだろうな。

下町深川では、編者の東雅夫さんが中心になって、「深川怪談」というイベントも開催中。
http://www.fukagawa-ippuku.jp/pdf/kaidan2012.pdf 
今、怪談や妖怪が熱いんだな。
夏だからかな。
いや、きっと現代人が必要としているんだろうな。