「渡る世間は鬼ばかり」
だと言うけれど、かつての私は、まさにそう思い込んでいた。
うかうかしていると、すぐにつけ込まれる。
さらに、攻撃されて傷つけられる。
だから、弱い私を守らなければと、周囲に壁を作って必死に身構えていた。
ところが・・・
夫が私に言った。
「それって、山姥(やまんば)が他の妖怪を怖がっているみたいだよ
」
「え~~~!
ちょっと待て!!」
「自分は、人を食っちゃうくせに、他の妖怪に怯えてるって、笑える」
待て待て~、聞き捨てならん!
私、か弱いのだが、傷付けられやすい女なのだが・・・
「あなたもいろんなことがトラウマになっているみたいだけどさ。
逆に、あなたのことがトラウマになっている人がいるかもね。わはは!」
はぁ~?なんですと?
夫め、何を言う
!!
と一瞬思いましたが、何だか妙に納得。
思わず、「そうよね~」と同意してしまった。
思い起こせばかつての私は、とっても生意気で、さんざんなことを口にして、よく人を怒らせていた。
ような気がする…
「本来パワフルなんだからさ、その力を思い出せってことなんじゃないの」
別の日
「たくさんの魑魅魍魎(ちみもうりょう)から、守って頂いているようで・・・」
と、友人宛のメールに書いたら
「大丈夫です。
真実さんも、魑魅魍魎の一種ですから」
と返事が来た。
やっぱりそうか。
ここでも、妖怪か。
そうだそうだ。
私は、自分が妖怪だってことを忘れておったわ。
そう思うと、とたんに諸々のことが楽になったように感じた。
でも、きっと私だけじゃないな。
私たちは誰も、とてつもないパワーを持っている。
でもそれを忘れて、いつの間にか被害者だと思い込んでしまっただけだ。
自分本来のパワーを取り戻すと、人はイキイキと生きて行ける。
妖怪は妖怪らしく、開き直って堂々と生きて行けば良いわけだ。
それにしても、山姥ですかっ!?
ヤマンバ?
だと言うけれど、かつての私は、まさにそう思い込んでいた。
うかうかしていると、すぐにつけ込まれる。
さらに、攻撃されて傷つけられる。
だから、弱い私を守らなければと、周囲に壁を作って必死に身構えていた。
ところが・・・
夫が私に言った。
「それって、山姥(やまんば)が他の妖怪を怖がっているみたいだよ

「え~~~!

「自分は、人を食っちゃうくせに、他の妖怪に怯えてるって、笑える」
待て待て~、聞き捨てならん!
私、か弱いのだが、傷付けられやすい女なのだが・・・
「あなたもいろんなことがトラウマになっているみたいだけどさ。
逆に、あなたのことがトラウマになっている人がいるかもね。わはは!」
はぁ~?なんですと?
夫め、何を言う

と一瞬思いましたが、何だか妙に納得。
思わず、「そうよね~」と同意してしまった。
思い起こせばかつての私は、とっても生意気で、さんざんなことを口にして、よく人を怒らせていた。
ような気がする…
「本来パワフルなんだからさ、その力を思い出せってことなんじゃないの」
別の日
「たくさんの魑魅魍魎(ちみもうりょう)から、守って頂いているようで・・・」
と、友人宛のメールに書いたら
「大丈夫です。
真実さんも、魑魅魍魎の一種ですから」
と返事が来た。
やっぱりそうか。
ここでも、妖怪か。
そうだそうだ。
私は、自分が妖怪だってことを忘れておったわ。
そう思うと、とたんに諸々のことが楽になったように感じた。
でも、きっと私だけじゃないな。
私たちは誰も、とてつもないパワーを持っている。
でもそれを忘れて、いつの間にか被害者だと思い込んでしまっただけだ。
自分本来のパワーを取り戻すと、人はイキイキと生きて行ける。
妖怪は妖怪らしく、開き直って堂々と生きて行けば良いわけだ。
それにしても、山姥ですかっ!?
ヤマンバ?
