うら若き女性が悩んでいました。
幸せになれないことが分かっている恋愛をして、苦しい。
彼とは分かれたはずなのに、気持が吹っ切れなくて辛い。
彼女は、仕事にも身が入らない様子。
いろいろ話しているうちに、彼女の中に、ある思い込みがあることに気付きました。
「私が幸せになると、人に構ってもらえない」
「私がパワフルになると、人に優しくしてもらえない」
「仕事が出来る人になると、結婚できない」
それは、もしかしたら全部、逆さまなんじゃないの~と言ってしまいました。
「私が幸せになると、人に構ってもらえる」
「私がパワフルになると、人に優しくしてもらえる」
「仕事が出来る人になると、結婚できる」
私がわははと笑うと、彼女はきょとんとしていました。
幸せを敏感に感じられる人に、人は引き寄せられて行くもの。
それに、パワフルになって、イキイキと輝けば輝くほど、人とも優しく交流が出来るようになる。
だって、自分の弱さも受け入れるゆとりが出来るしね。
仕事が充実していて楽しめるようになれれば、魅力的にもなれるし。
自分は赤ちゃんみたいに何もしないで、守って世話してもらうだけの結婚なんてあり得ない。
いや、あるかもしれないけど、続かないと思うよ~。
男の人、そんなに強くないし。
と言ってしまった。
それって、うちだけ?
でも、そう思うなぁ。
幼い頃のつらい記憶に振り回されて、ビクビクオロオロしていてはもったいないです。
今は、もう状況は変わっています。
それに、勇気を出してシャキンと立ち上がっても、失うものはなにもないはず。
彼女の中のしなやかさや透明感が、私は大好き。
とっても素敵な人だと感じています。
だからね、時間が解決することもたくさんあるとは思うけど、とりあえず、今は、身体を動かして大声出して笑ってみよう。
スッキリするよ。
だって、もう、春だもん!
と、あの頃、近所のおばちゃんに言われたとしても、ピンと来なかっただろうなぁ、私。