節分の日に、熱が出た。 
鬼のかく乱だと、自分で言って笑ってみた。
いや、笑いごとではない。
どうにも動けないので、レッスンや打ち合わせを全てキャンセルしてしまった。
ご迷惑をおかけした皆様、本当にすみませんでした。

フラフラになりながら、近所の病院に駆け込んで検査したら、インフルエンザではなく、たぶん単なる風邪でしょうということで一安心。
インフルエンザじゃないと分かった途端に熱は一気に下がった。
存外、自分でコントロールしているのかもしれない。

だが、夫と娘の「鬼は~外!」というでっかい声を遠くで聴きながら
その後、3日間ほど、こんこんと寝続けた。
鬼は、出て行ってくれたのだろうか。

もうこれ以上は眠れないというほど寝続けて、本日復活!!
知らず知らずに溜め込んだ、あれやこれやも、すっかり出て行ってくれたらしい。
心にも身体にも、たくさんの隙が出来た感じ。
まだちょっと身体の軸が戻らないけれど、そのうち中心におさまってくれるはずだし。

我が家では病気のことを、シフトと呼んでいる。
新しい何かを始める前の、自分メンテナンスということでシフト。
こうして、のんびりと養生をさせて頂けるのも、ありがたい。
明日から、大好きな歌やレッスンを、また楽しもうと思う。