口を開ける♪

発声をする時に、口を閉じたままの人がいる。
それじゃ、声が出せないだろうな…
と思うのだけれど、ご本人は気づかない。

無意識に顎関節に力を入れていて、口が開かなくなっているのだ。
つまり、奥歯をかみしめている。
筋肉の緊張が強いのだろうと思う。

メンタル的には、他者に対して心を開いていない場合、口が開きにくくなるらしい。

発声の練習をする時は、鏡を見ながら口に開き具合もチェックすると良い。

歯と歯の間は、指1本から2本分くらい。
おしゃべりをする時は、わざとらしく大きな口を開けたりしないので、無理はしないで指1～2本分が目安。

また、口は上下に開けるのではなく、下あごをおろす感覚。

下あごは、頭がい骨にブランコのようにぶら下がっているので、力を抜いて、下あごをおろし、口を開いて、息を吐きながら発声

すると、声は自然に前に出て、相手の元に届きやすくなる。

どうぞ、意識してみて下され。