楽器を演奏する時に、音の高さを合わせるために調律をします。
これを、チューニングと言います。
ラジオの周波数を合わせる(同調させる)ことも、チューニングと言いますよね。
実は、私たちの心と身体と声にも、時々、チューニングが必要なんです。
◆M子さんの言葉
M子さんは、60代の女性です。
レッスンを始めた頃は、私が何を問いかけても「分かりません」と答えていた人です。
それが、あきらめずにレッスンを続けて4年。
見事に、耳も感受性も開いて来ました。
「この頃、チャンネルが合ってない時が分かるようになりました。
でも、明確にチューニング出来た時は、気持ち良いですよね~♪」とのこと。
M子さんは、声を出すときに、音声の雑音を少なくして、最も心地良い音にチューニングさせたいのだそうです。
素晴らしい!
◆聴覚を開く
以前のM子さんは、世の中の音も、自分の声も、まったく聴いていなかったそうです。
面倒臭いから、聴きたくなかったのだとか。
ラジオのスイッチを、オフにしたような感じですね。
それでは、嫌な音を聴かなくていい代わりに、自分にとって必要な音も、入って来なくなります。
疲れが溜まるし、コミュニケーションが上手く行かなくなります。
そこで、ひたすら聴くことを意識してみたそうです。
すると、自分の声の変化が分かるようになり、他人の声も、ちゃんと聴き取れるようになりました。
その頃からです。
M子さんの表情が変わりました。
◆耳が育つと・・・
意志の強さが表れ、目がキラキラと輝いています。姿勢も良くなりました。
そして何よりも、楽しそうに笑うことが多くなりました。
音は、「脳のエネルギー」をチャージするからです。
それに、重力に逆らって真っ直ぐに立つための筋肉も、耳が司っています。
つまり、聴くことを意識したことで、脳にエネルギーが送られ、筋力も戻って来たのです。
年齢は、関係ありませんねぇ。
いくつになっても、人は変われるし、育つ。
私はM子さんから、大事なことを教わりました。
◆チューニングをしよう
さて、外の世界に向かって感受性が開かれたら、そこから調律&同調が始まります。
自分が感じ取れる最高の心地良さに、自分の意識を合せて行きます。
身体をゆるめ、呼吸を深めて、心地良い色、美しい響き、穏やかな香りなどを感じます。
そして、小さくハミングをしながら、自分の身体の中をチェックして行きます。
どこかに違和感はないか。
どこかの不必要な力が入っていないか。
もし違和感があれば、そこを動かして、息を吐いて、再びハミングをして身体を調律して行きます。
あなたのチャンネルが、どこに合っているのか。
あなたの周波数が、どの周波数と合致しているのか。
それを選ぶのは、あなた自身です。
(2011年10月14日発行号より)
これを、チューニングと言います。
ラジオの周波数を合わせる(同調させる)ことも、チューニングと言いますよね。
実は、私たちの心と身体と声にも、時々、チューニングが必要なんです。
◆M子さんの言葉
M子さんは、60代の女性です。
レッスンを始めた頃は、私が何を問いかけても「分かりません」と答えていた人です。
それが、あきらめずにレッスンを続けて4年。
見事に、耳も感受性も開いて来ました。
「この頃、チャンネルが合ってない時が分かるようになりました。
でも、明確にチューニング出来た時は、気持ち良いですよね~♪」とのこと。
M子さんは、声を出すときに、音声の雑音を少なくして、最も心地良い音にチューニングさせたいのだそうです。
素晴らしい!
◆聴覚を開く
以前のM子さんは、世の中の音も、自分の声も、まったく聴いていなかったそうです。
面倒臭いから、聴きたくなかったのだとか。
ラジオのスイッチを、オフにしたような感じですね。
それでは、嫌な音を聴かなくていい代わりに、自分にとって必要な音も、入って来なくなります。
疲れが溜まるし、コミュニケーションが上手く行かなくなります。
そこで、ひたすら聴くことを意識してみたそうです。
すると、自分の声の変化が分かるようになり、他人の声も、ちゃんと聴き取れるようになりました。
その頃からです。
M子さんの表情が変わりました。
◆耳が育つと・・・
意志の強さが表れ、目がキラキラと輝いています。姿勢も良くなりました。
そして何よりも、楽しそうに笑うことが多くなりました。
音は、「脳のエネルギー」をチャージするからです。
それに、重力に逆らって真っ直ぐに立つための筋肉も、耳が司っています。
つまり、聴くことを意識したことで、脳にエネルギーが送られ、筋力も戻って来たのです。
年齢は、関係ありませんねぇ。
いくつになっても、人は変われるし、育つ。
私はM子さんから、大事なことを教わりました。
◆チューニングをしよう
さて、外の世界に向かって感受性が開かれたら、そこから調律&同調が始まります。
自分が感じ取れる最高の心地良さに、自分の意識を合せて行きます。
身体をゆるめ、呼吸を深めて、心地良い色、美しい響き、穏やかな香りなどを感じます。
そして、小さくハミングをしながら、自分の身体の中をチェックして行きます。
どこかに違和感はないか。
どこかの不必要な力が入っていないか。
もし違和感があれば、そこを動かして、息を吐いて、再びハミングをして身体を調律して行きます。
あなたのチャンネルが、どこに合っているのか。
あなたの周波数が、どの周波数と合致しているのか。
それを選ぶのは、あなた自身です。
(2011年10月14日発行号より)