中日新聞のコラムを読んだ。
そうだよな。
「ヒロシマは夏の季語か?」と外国人に問われるくらいに、今までは、8月くらいにしか、広島を振り返ることがなかったのかもしれないなぁ。
ぼんやりしてた…
そんなことを、あれこれ感じていた夜、久々にじっくりとドラマを観た。
大好きなこうの史代さんの「この世界の片隅に」が、ドラマ化されたので。
この作品の舞台の呉市には、8歳まで暮らしてた。
私の父親が、呉の海上自衛官だったから。
そうえいば幼い頃、潜水艦や駆逐艦に乗せてもらってたんだったわ、私。
潜水艦のエンジンオイルの匂いが、父親の匂いだった。
そして主人公と同じように、町の高台から、呉の軍港を見下ろしていた。
広島も呉も、あまりにも近くにありすぎて、ちゃんと向き合うことをしてこなかったけど、役者さんたちの話す広島弁を聴きながら、「あぁ、ウチの根っこって、この町にあったんかもしれん」、「この町が、ウチの原風景かもしれん」と広島弁で思ってしまった。
年を重ねたからだろうか。
ドラマに出てきた、廃墟となった広島が、東北の海辺の町と重ったからだろうか。
過去から、何かが、強く静かに問いかけてくる感じがしている。
もう一度、ゆっくりと読み返してみたい↓
この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)/こうの 史代

¥680
Amazon.co.jp
そうだよな。
「ヒロシマは夏の季語か?」と外国人に問われるくらいに、今までは、8月くらいにしか、広島を振り返ることがなかったのかもしれないなぁ。
ぼんやりしてた…
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私の父親が、呉の海上自衛官だったから。
そうえいば幼い頃、潜水艦や駆逐艦に乗せてもらってたんだったわ、私。
潜水艦のエンジンオイルの匂いが、父親の匂いだった。
そして主人公と同じように、町の高台から、呉の軍港を見下ろしていた。
広島も呉も、あまりにも近くにありすぎて、ちゃんと向き合うことをしてこなかったけど、役者さんたちの話す広島弁を聴きながら、「あぁ、ウチの根っこって、この町にあったんかもしれん」、「この町が、ウチの原風景かもしれん」と広島弁で思ってしまった。
年を重ねたからだろうか。
ドラマに出てきた、廃墟となった広島が、東北の海辺の町と重ったからだろうか。
過去から、何かが、強く静かに問いかけてくる感じがしている。
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