私が三十数年前、広島から上京してきた理由は、映画を創りたかったから。
もちろん、演じたかったので、お芝居の勉強もしたけれど、映画製作そのものにも関わりたかった。
それが今、めぐりめぐってドキュメンタリー映画の製作に関わっている。
ありがたい。
昨日も、虐待を受けた子どもたちのシェルターへ行って、打ち合わせをした。
少子化で、子どもの数は減っているのだが、児童養護施設や里親の元で暮らす子どもは、ますます増えている。
その数、47,056人。
発達障害を持つ子どもも多くて、職員がどう対応して良いのか分からない現状もある。
子どもたちひとりひとりに親がいるはずで、またそれぞれに理由もあるだろう。
だが、施設や里親での環境も格差があり、そこで再び虐待を受けている子どももいる。
子どもが幸せに暮らせない国に、未来はない。
虐待をするのも大人だけれど、支援し、明日を変えるのも大人の役目。
社会的養護を受ける子どもたちに必要なのは、その子の本当の声を受け止めてあげることだと感じた。
良いことも悪いことも、混乱も哀しみも怒りも、全て丸ごと受け止めてあげること。
これが、愛ってことだけど。
周囲の大人の誰かが、しっかりと声を聴き取ることができれば、その子は折れずに生きて行ける。
戻れる場所が出来る。
まずは、私たちが大人が、私たち自身の声を、臆することなく聴き取れるようにならなければ。
私の耳は、私の身体は、あなたの声を受け止めるためにある。
そう気付いているのだけれど。
もちろん、演じたかったので、お芝居の勉強もしたけれど、映画製作そのものにも関わりたかった。
それが今、めぐりめぐってドキュメンタリー映画の製作に関わっている。
ありがたい。
昨日も、虐待を受けた子どもたちのシェルターへ行って、打ち合わせをした。
少子化で、子どもの数は減っているのだが、児童養護施設や里親の元で暮らす子どもは、ますます増えている。
その数、47,056人。
発達障害を持つ子どもも多くて、職員がどう対応して良いのか分からない現状もある。
子どもたちひとりひとりに親がいるはずで、またそれぞれに理由もあるだろう。
だが、施設や里親での環境も格差があり、そこで再び虐待を受けている子どももいる。
子どもが幸せに暮らせない国に、未来はない。
虐待をするのも大人だけれど、支援し、明日を変えるのも大人の役目。
社会的養護を受ける子どもたちに必要なのは、その子の本当の声を受け止めてあげることだと感じた。
良いことも悪いことも、混乱も哀しみも怒りも、全て丸ごと受け止めてあげること。
これが、愛ってことだけど。
周囲の大人の誰かが、しっかりと声を聴き取ることができれば、その子は折れずに生きて行ける。
戻れる場所が出来る。
まずは、私たちが大人が、私たち自身の声を、臆することなく聴き取れるようにならなければ。
私の耳は、私の身体は、あなたの声を受け止めるためにある。
そう気付いているのだけれど。