歌は、面白いなぁと思います。
どんなに取りつくろってみても、その人の素顔が、サラリと出てしまうからです。
◆あなたの好きな歌には、秘密がある
あなたがもしも、歌のレッスンをご希望された場合、私は、まずあなた自身に選曲をしていただきます。
この、「自分で選ぶ」というのがミソ。
あなたが選んだ曲は、どんな理由で選んだにせよ、あなたと「共鳴」している曲です。
だから、素顔、つまりあなたの「本質」が、選曲にも歌い方にもハッキリと出てしまうんです。
自己紹介を何時間も続けるより、好きな歌を一曲歌った方が、あなたという人が確実に相手に伝わります。
嘘が付けません。
◆あなたを解き放つ
それに、歌には不思議な力があります。
「弱い自分ではダメ」「きちんとしていなくちゃダメ」「優しくないとダメ」「いつも笑顔でいなくちゃダメ」
などと、自分に対して禁止令が多い人は、弱い部分や笑顔でない自分を否定してしまいがち。
これって、けっこう苦しいものです。
だって、人間は弱い生き物だし、そうそう笑ってばかりもいられませんものね。
でもね、不思議なことに、歌を歌うと、その禁止令が解除されるんです。
仕事をバリバリとこなしているキャリアウーマンが、幼い女の子のようにおずおずと、可愛い声で歌います。
いつも笑顔で、きちんとしている人が、怒ったような顔で愛憎系のドロドロした歌を歌ったりもします。
◆ギャップもステキ♪
わたしは、そのギャップにビックリ仰天するのですが、すぐに、なんて素敵なんだろうとも感じるのです。
きっと、男の人に負けないようにと、頑張っていらしたんだろうな。
きっと、激しいエネルギーを秘めているけれど、出してはいけないと抑えていらしたんだろうな、などと。
たぶん、ご本人も気づいていないそんな姿に触れると、もうほんとうに、人間が愛しく感じられます。
「もう少し、甘えん坊さんになっても良いのかもよ」
「激しく生きたって、良いんだよ」
「そんな部分を押し殺そうとするから、苦しくなることもあるんじゃない?」
私がそう言うと、みんな、何だかほっとしたような表情になります。
ここでは、本当の自分を表現していいんだと。
◆素直になる
私たちは、いつ頃から、本当の自分を表現してはいけないと思い込んでしまうのでしょう。
本当の自分を表現すると、とんでもないことが起こるかのように。
人間関係に何度か失敗すると、きっと臆病になってしまうのかもしれませんね。
外の世界に面している表の自分と、本質の自分が上手く溶け合えば、あなたの魅力は格段にアップします。
だからまずは、安心して表現出来る相手、安全な場が必要です。
歌いながら号泣しても、小さな声で歌っても、自分らしく表現しても、責められない場が。
そこから、少しずつ、外の世界に応用して行けば良いのです。
そうすれば、気持も軽くなるので、自分を出したとしても、穏やかに心地良く表現できるようになります。
歌って下さいね。
上手い下手なんて、関係ありません。
弱くても、情けなくても、ギラギラドロドロでもいい。
あなたの歌を、堂々と歌って下さい。
~あなたの毎日が、歓びと美しい響きに満ちて
幸せでありますように~
(2011年6月7日発行号より)
メルマガ・呼吸の奇跡☆声の魔法
どんなに取りつくろってみても、その人の素顔が、サラリと出てしまうからです。
◆あなたの好きな歌には、秘密がある
あなたがもしも、歌のレッスンをご希望された場合、私は、まずあなた自身に選曲をしていただきます。
この、「自分で選ぶ」というのがミソ。
あなたが選んだ曲は、どんな理由で選んだにせよ、あなたと「共鳴」している曲です。
だから、素顔、つまりあなたの「本質」が、選曲にも歌い方にもハッキリと出てしまうんです。
自己紹介を何時間も続けるより、好きな歌を一曲歌った方が、あなたという人が確実に相手に伝わります。
嘘が付けません。
◆あなたを解き放つ
それに、歌には不思議な力があります。
「弱い自分ではダメ」「きちんとしていなくちゃダメ」「優しくないとダメ」「いつも笑顔でいなくちゃダメ」
などと、自分に対して禁止令が多い人は、弱い部分や笑顔でない自分を否定してしまいがち。
これって、けっこう苦しいものです。
だって、人間は弱い生き物だし、そうそう笑ってばかりもいられませんものね。
でもね、不思議なことに、歌を歌うと、その禁止令が解除されるんです。
仕事をバリバリとこなしているキャリアウーマンが、幼い女の子のようにおずおずと、可愛い声で歌います。
いつも笑顔で、きちんとしている人が、怒ったような顔で愛憎系のドロドロした歌を歌ったりもします。
◆ギャップもステキ♪
わたしは、そのギャップにビックリ仰天するのですが、すぐに、なんて素敵なんだろうとも感じるのです。
きっと、男の人に負けないようにと、頑張っていらしたんだろうな。
きっと、激しいエネルギーを秘めているけれど、出してはいけないと抑えていらしたんだろうな、などと。
たぶん、ご本人も気づいていないそんな姿に触れると、もうほんとうに、人間が愛しく感じられます。
「もう少し、甘えん坊さんになっても良いのかもよ」
「激しく生きたって、良いんだよ」
「そんな部分を押し殺そうとするから、苦しくなることもあるんじゃない?」
私がそう言うと、みんな、何だかほっとしたような表情になります。
ここでは、本当の自分を表現していいんだと。
◆素直になる
私たちは、いつ頃から、本当の自分を表現してはいけないと思い込んでしまうのでしょう。
本当の自分を表現すると、とんでもないことが起こるかのように。
人間関係に何度か失敗すると、きっと臆病になってしまうのかもしれませんね。
外の世界に面している表の自分と、本質の自分が上手く溶け合えば、あなたの魅力は格段にアップします。
だからまずは、安心して表現出来る相手、安全な場が必要です。
歌いながら号泣しても、小さな声で歌っても、自分らしく表現しても、責められない場が。
そこから、少しずつ、外の世界に応用して行けば良いのです。
そうすれば、気持も軽くなるので、自分を出したとしても、穏やかに心地良く表現できるようになります。
歌って下さいね。
上手い下手なんて、関係ありません。
弱くても、情けなくても、ギラギラドロドロでもいい。
あなたの歌を、堂々と歌って下さい。
~あなたの毎日が、歓びと美しい響きに満ちて
幸せでありますように~
(2011年6月7日発行号より)
メルマガ・呼吸の奇跡☆声の魔法