脳内仕分けを進める | 浜田真実*しげのぶ真帆 文筆と朗読の「まほろふ舎」

浜田真実*しげのぶ真帆 文筆と朗読の「まほろふ舎」

昭和の終り頃、シャンソン喫茶「銀巴里」にて歌手デビュー。平成の中頃に、心と身体を整えるボイトレ教室「マミィズボイススタイル」オープン。「声美人で愛される人になる」「説得力のある声をつくる」等出版。この頃は「しげのぶ真帆」名義で、文章を書き朗読もしています。

私はどうも、0か100かの傾向がある。
ひとつのことを始めると、頭の中が100%そのことだけになる。
集中している時は、他のことはまったくお留守。
家事も、自分が食べたり眠ったりすることも、忘れて没頭するダウン

もっと若い頃は、仕事のことを考え始めると、赤信号でも気付かずにフラフラと渡ってしまい、ドライバーに怒鳴られることが多かった。危険、危険注意
時折、はっと気づいて周囲を見回し、自分が何の用事で、ここの場所に立っているかが分からなくなって「もしもし、私は、今どこにいて、何をしようとしているのでしょうあせる」と夫に電話して、仰天されることもあった叫び
病気の域だ。

それなのに、興味のあることが尽きないので、あれこれと手を出す。
やり始めると、また没頭する。
次第に身動きが取れなくなる汗
というサイクルを繰り返す。
気持が激しすぎて、周囲を巻き込むだけでなく、自分自身も焼き尽くすようなところもあるメラメラ
これは、母から受け継いだ強さ。
母は本当に、その激しさで自分を焼き尽くして、廃人のようになってしまった。
だが、同じ火の強さでも、火砕流になる場合もあれば、温泉になって人を癒すことも出来る。
要はエネルギーの使い方次第なのだと気づかせてくれたのは、夫。
ありがたい。
$濱田真実の~☆声美人で愛される人になる☆~-mini_110507_0818.jpg

この頃は、ようやく身体と思考と感情のバランスがとれるようになって来た。
脳が忙しく働き過ぎて、オーバーヒートを起こすことも少なくなったし、温泉としてのエネルギーの使い方も学んだ。

これも、ボイストレーニングクラスを始めて、多くの生徒さんと出会えたおかげだと感謝している。

こうして、半世紀かけて、ようやく大人に近付いた私は、この頃、頭の中で出来ることと、出来ないことの仕分け作業が進んでいる。

ともすると0か100の癖が出て、全てを捨て、引越しまでして、1からやり直そうかという衝動も起こるのだが、そんな余分なエネルギーは、もう使わなくて良い。
今までしてきたことが全て無駄ではなく、ゆっくりとひとつに統合出来る可能性にも気づいているひらめき電球
声を出すこと、歌うこと、自己表現をすることの大事さも、今なら真っ直ぐにやわらかく伝えられる。
これからだな、私。
と思えることが、またありがたい。

◆ボイストレーニングのマミィズボイススタイル
◆濱田真実ホームページ

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