この度の地震で亡くなられた方々の、ご冥福を心よりお祈りいたします。
そして、被災地で救助を待たれている方々の元に、少しでも早く救いの手が差し伸べられますよう、お祈りし続けています。

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先程、スーパーに行って来ました。
店頭からは、水・パン・ラーメン・お弁当・お米などが消えていました。
野菜類も、少なくなっていました。
しばらくは、こんな状況が続きそうです。

友人たちは昨日、外に出て仕事をしていた人が多く、徒歩で自宅まで戻ったり、避難所で一夜を明かしたりして、今は少し落ち着いているようです。

また、多くの友人からメールが転送されてきています。
「石油コンビナート火災の影響で、千葉や首都圏などでも化学物質の含まれた雨が降るそうです。
雨に当たらないよう、レインコートや傘の準備をしっかりしてください」とのこと。
ですが、この情報がチェーンメールとの噂もあります。
どちらにしても、この季節に雨に濡れないにこしたことはないです。

また、栃木の病院では電力供給がストップされて、透析など命に関わる事態になっているとのこと。
私たちに出来るのは、節電ですね。
自宅の照明なども見直して、節電につとめます。

そして、混乱せずに落ち着くこと。
祈ること。

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以前、酷い洪水に襲われた方々が、取り残され、バスの屋根の上に乗って一夜を明かしたことがありました。

救助の来ない暗闇の中で、数人の人たちが「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」などたくさんの歌を歌って励まし合ったそうです。

後に救助された方は、「あの時、誰かが歌ましょうと言ってくれなかったら、希望を持つことが出来なかったかもしれない。みんなで歌ったあの歌が、私たちの生きる力になってくれた」と話されたそうです。

そして、少し離れたトラックの屋根の上で、ひとりで救助を待っている人もいました。
「暗闇の中で、何度も心が折れそうになったけれど、遠くから歌声が聴こえた。その声が聴こえたことで、心底から励まされ勇気が出た」とのことでした。

今も、心細い思いで救助の手を待ち続けている人たちが大勢います。
でも、黙ったままで息を詰めると、全身の循環が悪くなりますし、パニックに陥りやすくなります。

こんな時だからこそ、ゆっくりと息を吐いて、呼吸を深め、身体を動かし、近くの人たちと歌ってみて下さい。もしも、歌うことが出来なかったら、話して下さい。

声を出すこと、自分や誰かの声を聴くこと、それだけで、勇気が出ます。心が開かれ、力が湧きます。

どうぞ、あきらめないで。

声を出して下さい。
声を出して!