男の子は、ただ「やっている」。
これ、昨夜のセミナーで聞いた、男の子の資質のことね。

好きなことを夢中になってやり続け、やっているという自分が大事。
結果は、それほど重要ではない。

一方、女の子は、結果が大事。
形を創り出そうとする資質があるから。
家族を作ろうとするのも、仲間を作るのも女の子の資質。

その中で、全体を見ながら、自分の立ち位置を把握する。
なので、どうみられるかを気にするし、分析もする。

なるほどねぇ。
思い当ることが多々ある。

以前は、好きなことをやり続けている相方に対して、「だから、何?」の気持ちになりやすかった。

それをやってどうなるの?
結果は?

と問い詰めても、曖昧な答えしか返って来なくてぶつかった。

そういうもんなのね!男って。
そういうもんなんだな!
メラメラ

と、思えるようになったら、気が楽になった。
しょせん男と女は違う生き物だ。

また、男の子がグループを作るのは仲間を作っているのではなく、たまたま興味の対象が一致したメンバーが群れているだけなのだとも聞いた。

え?男の子って、仲間大好きなんじゃないの?とも思ったが、どうやらそれは、いわしの集団みたいなものらしい。いわしって…にひひ

男子は、基本的に「個」なのだそうだ。

女子がおしゃべりをしながら、他人や家族を巻き込み、自分の理想とするものを形作るために、立ち位置や戦略を繊細に練って話すなんて、男の子には、到底真似できないというか、意味が分からない世界なのだそうだ。

そうか・・・

だとすると、相当私は男の子寄りだな。
私の中の「オレ」とか「おじさん」が、妙に元気だわ。

しかも、友だちもかなり「オレ」的な「おじさん」女子ばかりだし。

女の子は、依存傾向になりやすいので「自立しなくちゃ」と思いやすいらしい。
そのことが、女の子のストレスにもなったりもするのだけれど、男の子は、「自立しよう」とは思わないんだって。

20歳から25歳くらいになると、自然に家を出て行きたくなるものらしいから。

そうか!私を含めておじさんアラフィフ女子たちは、依存を良しとしなくて、「自立しなくちゃ!」と思って必死に闘った結果、このような現状になっているのだな。あせる

男の子は、母親の母性をもらって成長する。
元々、自分の中に持っていないからね。

そして、自分にその母性が根付くと、外で力を試したくなる。

で、自然と家に帰らなくなる。
自立しなくちゃ!で自立するわけではない。

20歳過ぎて、男の子が家に戻らなくなったら、子育ては成功したと思っていい。

外の世界で、辛いことがあればふらっと家に戻ってご飯を食べる。

すると、「あぁ、これがオレの中にあるから、オレはきっと大丈夫だ」と思って、また外に出られるようになるという。

それにね、男の子は、母親の愛を得ようとしていないんだって。そもそも、母親の愛を疑っていないから。

でも女の子は、違うよ。
自分の立ち位置を全体を見ながら、把握しようとするから、母親の愛が得られないと生きて行けないと幼い頃から承知している。

だから、母親の愛を得ようと必死になる。

時折、娘が芝居がかって戦略的に振舞うのも、その資質のせいかもしれないね。
私も、そうだったと思うし。

人と自分は違う。

男と女も違う。

私と夫も違う。

それで、いいのだ、そういうものなのだと、無理強いしなくなったことで、ようやくコミュニケーションが楽になってきた、私、今年で50歳。

(つづく)

◆ボイストレーニングのマミィズボイススタイル
濱田真実ホームページ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログ ヴォーカルへ
にほんブログ村