マハリシ南青山プライムクリニック院長、蓮村誠先生のセミナーに出かけた。
インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」を基にした、心の悩みとさよならするための女性限定セミナー。
いやぁ~、面白かった!
蓮村先生の飄々とした語り口が楽しくて、2時間ちょっとのセミナーがあっという間だった。
まず女性の本質は、子どもがいるいないに関わらず、ズバリ「母性」であると。
この母性の定義とは、「他者の潜在的な可能性を瞬時に見抜き、引きだし、その人の資質を100パーセント以上に表現できるよう手助けをする力」と明確。
「育む力」こそ「母性」の資質であり、それは、大きな愛に溢れた心だと。
「男は、かないません」と、蓮村先生、穏やかに笑っていらした。
この母性の元にあるのが「直観」。
直観とは、物事や出来事の背景にある本質を、瞬時に見抜く力。
赤ちゃんを育てる母親は、子どもをみただけで「何か変だ!」と子どもの危機や変化に敏感に気づく。
言い換えると、直観力がなければ、子育ては出来ないのも同然なのだ。
わかるわかる!
娘がまだ言葉を持っていない頃、「あ~」と彼女が発声しただけで、「そうなの!良かったねぇ」とか、「あぁ、ごめんね~、今準備するからね」などと会話が成立していた。
つまり、お腹が空いたのか、おむつが汚れたのか、暑いのか寒いのか、要求は手に取るようにわかっていた。
今、レッスンをしていても、生徒さんの身体全体を観たり声を聴くと、その人の良さや本質のキラキラしている部分が飛び込むように分かる時がある。
そうか!それは、女性性・母性の特質だったんだね。
男性は、それが苦手。
というか、まったく分からないらしい。
これは男女の資質の違いだから、仕方がないのだそうだ。
さて、アーユルヴェーダでは、人間の体質を「ピッタ」「ヴァータ」「カパ」と大きく三つに分ける。
20年ほど前、蓮村先生の診療を受けた時に、私は「母性」を表す「カパ」体質で、「カパ」が非常に強いのだと言われた。
「あなたは、これから母性をテーマに歌って行かれると良いですよ。そうすれば、あなたらしさが一番自然に表現できます」
と言っていただいた。
病院の診察でこんなことを言われたのも初めてだったが、何しろ当時は未婚だし、自分のことで精一杯の時期だったので、「はぁ、そうですかぁ?」と曖昧な返事をして終わった。
でも、ずっとずっと先生の言葉は心の中に残っていて、今なら、その意味がよく分かる。
ところで、母性の鍵である直観だが、脳に緊張があると働かなくなる。
直観の育っていない人は、母性も育たない。非常に危険なのだ。
その直観を育てるために必要なのが、脳のリラックス。
これからは、脳トレじゃなくて、脳リラかな?
ちょっとアブナイ命名だけど。
感情がほどよく解放されリラックスしていると、左脳と右脳のバランスが整う。左右の脳がバランスよく働いている時に、直観が働きやすくなるのだ。
感情的になってはいけないなどと思考が優先になりすぎると、脳の緊張がおこる。
思考は働くが、直観が働かなくなり、母性も育たなくなる。
女性の本質である「育てる」という力も発揮できなくなる。
これは、苦しい。
だから、女性は感情の解放が上手なのだともおっしゃっていた。
感情的だから、泣いたり笑ったり怒ったりするのではなく、感情を解放させると脳がリラックスすると本能で知っているから、出せるのだと。
でも、出すのが苦手な人も多いからね。
私は、もしかしたらその出す、解放する、リラックス状態に導くってことを声や呼吸、歌を通してお手伝いしているのかもね。
それも、そもそも母性のなせる技なのだと思うと、そうか!私も女であったかとしみじみと思うよ。
(つづく)
◆ボイストレーニングのマミィズボイススタイル
◆濱田真実ホームページ

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インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」を基にした、心の悩みとさよならするための女性限定セミナー。
いやぁ~、面白かった!
蓮村先生の飄々とした語り口が楽しくて、2時間ちょっとのセミナーがあっという間だった。
まず女性の本質は、子どもがいるいないに関わらず、ズバリ「母性」であると。
この母性の定義とは、「他者の潜在的な可能性を瞬時に見抜き、引きだし、その人の資質を100パーセント以上に表現できるよう手助けをする力」と明確。
「育む力」こそ「母性」の資質であり、それは、大きな愛に溢れた心だと。
「男は、かないません」と、蓮村先生、穏やかに笑っていらした。
この母性の元にあるのが「直観」。
直観とは、物事や出来事の背景にある本質を、瞬時に見抜く力。
赤ちゃんを育てる母親は、子どもをみただけで「何か変だ!」と子どもの危機や変化に敏感に気づく。
言い換えると、直観力がなければ、子育ては出来ないのも同然なのだ。
わかるわかる!
娘がまだ言葉を持っていない頃、「あ~」と彼女が発声しただけで、「そうなの!良かったねぇ」とか、「あぁ、ごめんね~、今準備するからね」などと会話が成立していた。
つまり、お腹が空いたのか、おむつが汚れたのか、暑いのか寒いのか、要求は手に取るようにわかっていた。
今、レッスンをしていても、生徒さんの身体全体を観たり声を聴くと、その人の良さや本質のキラキラしている部分が飛び込むように分かる時がある。
そうか!それは、女性性・母性の特質だったんだね。
男性は、それが苦手。
というか、まったく分からないらしい。
これは男女の資質の違いだから、仕方がないのだそうだ。
さて、アーユルヴェーダでは、人間の体質を「ピッタ」「ヴァータ」「カパ」と大きく三つに分ける。
20年ほど前、蓮村先生の診療を受けた時に、私は「母性」を表す「カパ」体質で、「カパ」が非常に強いのだと言われた。
「あなたは、これから母性をテーマに歌って行かれると良いですよ。そうすれば、あなたらしさが一番自然に表現できます」
と言っていただいた。
病院の診察でこんなことを言われたのも初めてだったが、何しろ当時は未婚だし、自分のことで精一杯の時期だったので、「はぁ、そうですかぁ?」と曖昧な返事をして終わった。
でも、ずっとずっと先生の言葉は心の中に残っていて、今なら、その意味がよく分かる。
ところで、母性の鍵である直観だが、脳に緊張があると働かなくなる。
直観の育っていない人は、母性も育たない。非常に危険なのだ。
その直観を育てるために必要なのが、脳のリラックス。
これからは、脳トレじゃなくて、脳リラかな?
ちょっとアブナイ命名だけど。
感情がほどよく解放されリラックスしていると、左脳と右脳のバランスが整う。左右の脳がバランスよく働いている時に、直観が働きやすくなるのだ。
感情的になってはいけないなどと思考が優先になりすぎると、脳の緊張がおこる。
思考は働くが、直観が働かなくなり、母性も育たなくなる。
女性の本質である「育てる」という力も発揮できなくなる。
これは、苦しい。
だから、女性は感情の解放が上手なのだともおっしゃっていた。
感情的だから、泣いたり笑ったり怒ったりするのではなく、感情を解放させると脳がリラックスすると本能で知っているから、出せるのだと。
でも、出すのが苦手な人も多いからね。
私は、もしかしたらその出す、解放する、リラックス状態に導くってことを声や呼吸、歌を通してお手伝いしているのかもね。
それも、そもそも母性のなせる技なのだと思うと、そうか!私も女であったかとしみじみと思うよ。
(つづく)
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