昨日は、ジャズミュージシャン深津純子さんと一緒に、ピュアミュージックワークショップを行った。

やってみて、あぁ、私たちがやろうとしているのは、こうゆうことだったのか!!と深く納得。
「終わってから分かったのか!DASH!

と叱られそうだが、なんせ前例のないことなので、二人の想いも志もあるが、どう展開するかは、本当にやってみなきゃわからなかったのだ。

で、分かったニコニコ

私たちは、日常の中であまりにも制限とマニュアルに慣れ過ぎている。

「自由に、どうぞ」「自由に表現してみて」

などと言われると、途端に手も足も出ない。
大人は特にね。

「あ~」の一言の発声すら、恥ずかしい・みっともない・他の人はどう思うだろう・正しく出せているだろうか・失敗したら嫌だなぁ…などの思いにまみれて自由にならない。

これって、自分たちが思っている以上に、自分や他人、世界との分断につながる。

でも、日常はほとんど即興。つまりアドリブに満ちた世界。

アドリブ力を養うためには、自分と他人と世界を感じていないと無理。

気持ち良く自分を解放して、頭を空っぽにして、心と感性でコミュニケーションの流れに乗る。
そうして、はじめてアドリブ力が養われ、自分自身と、他人と、世界につながれる。

これが、圧倒的に上手いのはお笑いの人。
私は、お笑いの人、心底尊敬している。

でも私たちは、アドリブ力を養う機会がほとんどない。

でも、アートはそれを練習させてくれる。
ダンスも絵も工芸も、夢中になって関わることでアドリブ力は育まれる。

そして、何よりも音楽音譜
音楽のパワーは素晴らしい。

ある音楽を聴いて、ふとイメージに浮かぶ言葉は何?
と質問されたとする。

人の視線が気になると、言葉すら脳裏に浮かばなくなる。
そこで、思考をストップパー

感じて!
声を出して。
音楽に合わせて気持良く声を出してみて!

難しいことは何もなく、子どものようにとにかく動いてみる。
出してみる。
乗ってみる。
最初は上手く行かなくても、何度も練習してみる。

人と言葉をかけ合ったり、音楽に乗せてアドリブを楽しんだり…

いつの間にか、日常・自分・人・世界の感じ方が変わる。

歌が苦手でも、OK。
だって上手く歌う必要なんてどこにもないから。

自分の言葉で、自分のリズムで、自分の呼吸で声を出し、乗る。
それを練習できるワークショップなのだ。

あぁ、スッキリしたドキドキ

昨日お集まりくださった皆様、どうもありがとうございました。

毎週水曜日に行いますので、ぜひいらしてくださいね。

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