ここ数日、締切のある仕事に追われて、どっぴんしゃん。
机の前から動けない。
でも、今夜は久々にジャズダンスの公演に行く。
名倉加代子さん
という有名なダンサーのカンパニー公演。青山劇場だ!
名倉さんは、その昔、スタジオNO1ダンサーズのダンサーで、「サウンドインS」という当時のおしゃれな大人の音楽番組のダンサーだった人。
もう、熱狂的に憧れた。
大人の女性は、こういう人のことを言うのかと、広島の田舎町で、心をふるわせた。
私が21歳の時に入った、タレント養成所の緑山塾のダンスの授業にも一度レッスンに来てくださって、その時は、あまりにも好きすぎて、一言も口がきけないまま、終わってしまった。
その後、貧しい演劇少女だった私が、生活費のためにお勤めしていた赤坂のクラブに、名倉先生をはじめ、スターダンサーズがどっと来て下さったこともあって、あまりの幸福に失神しそうになって、姿を隠したこともあった。
結局、緑山塾のダンス講師は、一番弟子の鈴木レイ子先生にバトンタッチしたのだが、私は、レイ子先生に可愛がっていただき、卒業制作の撮影では、ちろっと目立つダンスシーンに使っていただいたりもした。
名倉先生、もう70代に手が届く…
レイ子先生も還暦…
でも、現役のダンサーだもの。
すごいわぁ…
五十肩だ、更年期だなどと、言ってらんねぇ。
昨年の公演を見に行った同期生は、あまりの素晴らしさに号泣したそうだ。
私もきっと、泣く。