一番近くにいる人に、ほんの少し勇気を持って
「ありがとう」
と伝える。
これが、難しい。
とくに、コミュニケーションが潤滑に行っていないとなおさら言えない。
これが、つもり積もって、コミュニケーション不全に陥ってしまう。
そんな時は、身体に意識を向けると良いよ。
力を抜いて、呼吸を深めて、視野を広くして、頭の中を静かにする。
そして、視野の中に自分の胸のあたりも感じながら、ゆっくりと話す。
反応を恐れないで、ただ自分の呼吸に意識を向けて、ひとこと穏やかに言ってみる。
「いつも、ありがとうね」と。
「何の魂胆?」「心にもないことを!」
とネガティブな反応が返ってきても、いったん受け止めて、流そう。
一度、気楽な気持ちで試してみて。
心を込めた一言に、嫌な気持ちになる人はいないから。
言えるときに、この一言を言っておこう。
後で後悔しないように。