いろいろとご心配いただき、本当にすみません。
耳鼻咽喉科の音声外来の医師から、「4~5日は発声禁止です」と言われてしまいました。
「あなた、生徒さんが調子悪いときも、絶対声を出さないでって言っているでしょ。それと同じです」
そう言われると、何も言えない。
てか、声が出せないので、何も言えない。
お医者さまのおっしゃるとおりで、声帯が不調を抱えている時に無理をすると、ポリープができたり、声帯がかたくなってしまって、声が出しにくくなる場合もある。
不調の時の過ごし方が、大事。
静かな日々を過ごそうと決意した。
ところが、普段ほとんどテレビなど観ないものだから、こんな時についテレビをつけたりしてしまう。
先日も、テレビを付けると、お笑いの出川哲郎氏が、とんでもなく悲惨な闘いを強いられていていた。
体調の良いときは、絶対に笑わないであろうシーンなのに、なぜかスイッチが入ってしまって、笑いが止まらない。
療養中の布団の中で、大笑い。
でも、声が出ない。
ハヒハヒとノドからにぶい音だけを出して、身をよじっていると、お腹が痛くなり涙が出てきた。
娘が驚いて飛んできて、「お母さん!大丈夫!!」と顔や身体を抑えようとする。
どうやら、引きつけを起こして、もがき苦しんでいるのだと勘違いしたらしい。
「違う、違う」 と伝えたいのだが、声が出ないし、笑いも涙も止まらない。
しばらくすると、娘もようやく出川氏の大げさなリアクションに気づき、それを観て泣きながら笑っている母のアホさ加減にも気づき、手を離した。
「あのね、あなた調子悪いんだから、テレビ観て笑っている場合じゃないでしょ」
と、9歳児童に冷静に叱られた。
はい、すみません。 あぁ、でもスッキリした。
今後は、もう少し大人しく寝ています。