カールじいさんの空飛ぶ家 (ディズニーアニメ小説版)/ジャスミン ジョーンズ



¥735

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9歳の娘と、夫と三人で観に行きました。


CGの技術が素晴らしすぎるためか、じいさんが大空で闘いまくっているのを観て、「身体は、大丈夫か!」と、本気で心配になりました。


まぁ、感想は諸々ありますが、問題は、その日の夜の娘の宿題。日記を書かなければいけないので、感想文にしたんだそうです。



「今日、カールじいさんの空飛ぶ家を見に行きました。エリーが病気になって、年を取って死にました。家族でみたので、楽しかったです」


と、書いてある。


エリーとは、カールじいさんの妻。


「あのさ・・・、カールじいさんのことは?」


「・・・」


「だって、カールじいさん主役でしょ」


「あ、そうか!」


娘よ、「あ、そうか!」じゃなくてさ、奥さん死んでから物語が始まったよね。


すっごく、笑って見てたじゃない。


「え~、書き直し?」


などと、ブツブツ言いながら、娘。


あれこれ考え、パンフレットも読み直して、ようやく書き直せたとのこと。


夜中に、どれどれとこっそりのぞいてみると・・・


「エリーが病気になって、年を取って死にました。それから、いろいろぼうけんをして、カールじいさんは、老人ホームに入りました。


ヘリウムがなくなって、家が飛ばなくなったからです。楽しかったです」


って、あんた・・・


忙しい人のための3秒でわかる、「カールじいさん」じゃないんだから。


しかも、妙に現実的なことだけ、ピンポイントで・・・。


ま、仕方ないか。


先日押入れの中から出てきた、私が中学3年のときの読書感想文。


「太宰治を読んで。暗くて、よく解りませんでした」


あぁ、最悪・・・


ほとんど、学習を放棄してましたね。


まだ、9歳でここまで書けているからヨシとしましょう。