ロックの忌野清志郎さんが亡くなって、土曜日に葬儀が行われた。
58歳のロック歌手。
その死を悼む人が、43000人も斎場に駆けつけたなんて・・・
大人たちが、子どものように号泣している。
「愛し合ってるかい!」
と人々にエールを送りながら、本当に愛し愛されていた人だった。
彼の訳詞で歌う、ピーター・ポール&マリーの古いフォークソング
「500マイル」が大好き。
無垢な少年のようで。
この映像が放映された時、リアルタイムで観ていた。
最後まで、清志郎さんの歌う影だけしか映し出されていない、映像。
ただ、切なくて泣けたのを憶えている。
何を歌っても、どんな歌でも清志郎の世界になってしまう凄さ。
センス。
かけがえのないアーティストの死。
一度だけ、ふたりのお子さんをつれて、マザーグースの歌を歌って
いる清志郎さんを生で観た。
ロックの王様じゃない、ステキなお父さんの清志郎さんがそこにいた。