話す時も、歌う時も、声を出す時はいつも息を吐いています。
息を吸いながら、話すことは出来ませんものね。
ふっと息を吐くと、息のラインができます。
見えませんけれども。
そのラインに声を乗せて出すようにして、はじめて声が相手の
元に届きます。
息の量が足りないと、声が前に出せずに、自分の中でグルグル
回ってしまいます。
つまり、自己完結になりがちなのです。
まずは、ため息に音をつけるような要領で、ハァと声を出して
下さい。
吐く息が「声」になることを体感しましょう。
(2004年12月8日発行号より)
◆ボイストレーニングのマミィズボイススタイル