日本語は、口をそれほど大きく開かなくても、ある程度は伝える
ことが出来る言語です。
子音の後に全部母音がくっついているため、発音をする時に、
口の中だけで音が作れてしまうためです。
ですから、どんどん開かなくなります。
最近は、携帯で話すことも多くなっているので、ますますその
傾向が加速されていて、若い人たちを見ていると、口の周りの
筋肉が、ほとんど動いていない状況です。
これは、いけません。
何かを伝えているつもりでも、言葉は相手に届いていません。
しかも、口の周りが動かないと、聴力もおとろえてきます。
老化が現れやすいのは、とくに鼻と口の間の筋肉。
しっかり動かしてみましょう。
そして、下あごをブランコのようにイメージしながら、力を抜い
て楽に開きます。
口を開ける時は、顎関節から開くとイメージして下さい。
力まないのがコツです。
◆ボイストレーニングのマミィズボイススタイル