●囁かないで!




咽喉が痛い時、私たちは、ついささやくようにしゃべってしまいますよ

ね。


実はこれ、とっても声帯に負担をかけているんです。




声を無声化して息だけで、しゃべるのも、同じです。


風邪などに感染している場合は、余計に悪化させます。




咽喉が痛い時は、しゃべるのを止めましょう。




どうしてもしゃべりたい人は、筆談で如何でしょう。(^o^)丿

とにかく、ゆっくりと声帯を休ませてあげて下さいね。




●水分を多く取りましょう




冷たい水はダメです。声帯がびっくりしてしまいます。


それとアルコールは、声帯を乾かしてしまうので、調子が悪い時


には、ご法度。


温かい飲み物をたくさんとって下さい。紅茶やコーヒーよりも理想


は白湯です。




乾燥した場所で声を使う場合も、水分補給はまめに行って下さい


ね。




●薬やのど飴はほどほどに




風邪薬や抗ヒスタミン剤などは、咽喉を乾燥させます。




のど飴や咳止めも感覚を麻痺させるものがあるので、注意して下


さい。


一時的には痛みが治まるので、使用することは構わないのですが、


適量を服用した後は水分をしっかりととって、休むことに専念しま


しょう。




●胃腸にボワっと溜まったガスも大敵




消化不良を起こして、ゲップが出易いとか、お腹にガスが充満して


いてゴロゴロいっている場合は、そのガスが逆流して、声帯に感染


症を引き起こすことがあります。




私の場合、胃腸の調子が悪い時に歌っていると、ガスの内圧で左


耳が、聴こえなくなります。(ToT)


伴奏も自分の声も聴こえないので、最悪です。


体調が戻ると聴力も復活するのですが、声帯と共に胃腸の調子を


整えることも、ケアの大事な要素になっています。




■というわけで、健康で痛みがないのが一番。




無理をしないで、ゆっくり休むことを心がけて下さいね。




(2004年10月5日発行号より)








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