声として、また、会話や歌になって、豊かに聴く人に伝わるためには、
身体の響きというものが必要になります。
外国の寺院や教会って石で創られているので、音がとても響きます。
パンパンなんて手を叩いたら、エコーがかかって聴こえて来ます。
反響ですね。
このよ~~く響く寺院や教会(響きのある空間という意味です)を、私
たちは、身体に7つも持っていると言われているのです。
それは、頭、鼻、口、首、胸、胃、骨盤、の7つです。そしてそれを、
最終的に支えている足も大切です。
そして、背骨も忘れてはいけません。
素晴らしい声は、この7つの寺院と支えの足、そして骨が、とても調和して
働いています。
ハミングってご存知ですか?
口を閉じたまま「ん~~~~」という音を出す方法です。
「ん~~」と言いながら鼻、口、首、胸、などにご自分の手を当てて、
身体が響いていることを実感として掴んで下さい。
しっかりと響きを感じられましたか?
2004年9月7日発行号より
◆ピュアボイストレーニングのマミィズボイススタイル